スカーレット135話「お母ちゃんが生かしたる」あらすじ

スカーレット135話は、部屋に戻ってきたタケシがファミコンをいじっている喜美子に声をかけるところから始まります。それはテレビがないとできないとタケシに言われて、喜美子が我に返っていました。

 

喜美子はタケシの作品作りについて尋ねていました。次世代展の作品に出した亜鉛結晶は出来上がった瞬間がゴールだったとタケシは話します。

 

すると、喜美子はタケシに賞を取って世の中に出たいとは思わないのかと質問します。タケシにはあまりそのことについてはイメージが出来ていないようで、「まだ早い」と笑っていました。

 

八郎が賞を取ったときのことを喜美子が話すと、タケシは八郎が賞を取れたのは、喜美子は隣にいたからだと話し、喜美子は八郎と違い一人で穴窯をやっていたとつけ加える、喜美子は少し暗い顔になっていました。

 

タケシは八郎が陶芸で喜美子に負けて逃げて行ったと噂されていたことを話し、自分も竜也のようにグレていたかもしれないと笑います。

 

しかし、大学に進み親が有名な子供たちをたくさん見てきたことや、信楽を離れて世界が広がったときに、喜美子と八郎のことをよく考え続けていました。そして、喜美子と八郎が今では普通に話せるようになったことを心から喜んでいることを伝えます。

 

喜美子はそれをタケシのおかげと言いますが、タケシは時間のおかげだと訂正します。二人が普通に戻るにはどうしても時間が必要だったのだと分析していました。そこまで話すと、タケシは「おとなになったな」と自分を自画自賛します。喜美子はタケシが「モノづくりの道を歩み始めたからや」と訂正しました。

 

タケシは喜美子のためにたこ焼きを作り直します。作りながら、タケシは今年の目標の二つ目は「ゆっくり生きていくこと」に決めていました。食事が終わり、喜美子が後片付けを終えると、タケシがコーヒーを淹れてくれます。

 

お湯を沸かしている間、タケシは喜美子に何か言いたいことがあってここにきたのだろうと訊ねます。喜美子は大崎先生が工房に来て、タケシが病院に行ったことを知ったと話しました。

 

いなくなってしまったタケシを心配して、わざわざ工房まで来てくれた大崎先生に出会えてよかったと喜美子は話、「長い付き合いになるしな」とつぶやくと、タケシは喜美子に聞きたいことを聞いていいか確認します。

 

自分に聞かずに誰に聞くのかと喜美子は答えて、タケシを座らせました。喜美子は言いにくそうに、タケシの病名をタケシに教えます。

 

お湯が沸き、タケシがコーヒーを淹れながら、うすうす分かっていたと動揺を隠すように笑いながら言いました。テーブルに戻り、自分は後どれだけ生きられるのか喜美子に聞きます。

 

喜美子が3年から5年と言われたことを話すと、タケシはその短さを噛みしめていました。さっき決めた今年の目標の一つである「ゆっくり生きる」という話を「ゆっくりしてられへんやん」と笑い、今年の目標100個を考え直さなければと冗談のように話していました。

 

喜美子はそんなタケシの頬を手で包み、「もっと、もっと生かしたる、死なさへん、絶対死なさへんからな、お母ちゃんが生かしたる」と力強くタケシに声をかけていました。

 

翌日喜美子はタケシと病院へ行き、タケシは改めて大崎先生に「よろしくお願いします」と頭を下げます。大崎先生は薬の効き目がよくないので、一週間後に入院し、抗がん剤を投与することを話しました。

 

タケシは八郎を工房に呼び出し、深先生の絵はがきを持ってこさせました。亜鉛結晶の次は八郎が試みようとした、その絵ハガキのような色を出すとことに決めていました。タケシがやる気まんまで、空に向かってその絵はがきを掲げ、「やったるでぇ!」と言います。スカーレット136話へ

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