スカーレット120話「人生を豊かにする想い」あらすじ

スカーレット120話は、八郎が新人賞の器を何べんも壊そうと思ったと喜美子に話すところから始まります。「前に進もうというのは壊すこと」と昔、喜美子に言われた言葉を実行しようとしてできなかったと笑い、今は陶芸をやっていないのは陶芸を始めたころの感じになれないからだと打ち明けました。

 

八郎は陶芸に出会った頃のように、ドキドキして土を触る恋に似た感じをもう一度純粋に感じたいとも思っていました。喜美子は「壊して前にすすみ。うちとも壊して新しい関係築こうや」と提案します。

 

その言葉で、八郎は意を決したように、新人賞の器を持ち外に出ようとすると、タケシは本当にそれを壊してしまっていいのか確認します。八郎の覚悟を確認するとタケシは自分がやると言って器を八郎の手からかっさらい外に出た途端、つんのめり器を落として割ってしまいました。

 

「割るつもりなかった」と呆然としていましたが、タケシは壊すならもっとかっこよく投げてやろうと思っていただけでした。喜美子は「タケシが割ってどないすんねん!」とツッコミを入れていましたが、八郎は「すっきりしたわ、むしろありがとうや」と笑っていました。

 

そこへ、タケシに呼ばれた信作がケーキを持って現れ、状況が良く分からず驚きます。割れた器の破片を見て、それが八郎の新人賞の作品だと気付いていました。

 

八郎が割れた器を片づけていると、信作は喜美子が以前のように八郎のことを「ハチさん」と呼んでいたことを八郎に言うと、八郎は喜美子が「普通にしろ言われた、嫌いで別れたわけじゃない。新しい関係築こう言われた」と説明します。それを聞き、信作は「女やな。女は強いなぁ」と笑っていました。

 

4人でカレーを食べながら、タケシは油薬の研究の楽しさをみんなに話します。陶芸の先輩である喜美子と八郎はタケシが自分の出したい色にまだ出会っていないのかと遠い目をしながらいい、その出会いの「心が熱くなる瞬間」を二人はそれぞれ思い出して浸っていました。

 

喜美子は「うちも負けてられへんな。よし、パリ行くわ!」と決意すると、信作はニヤニヤしながら、「飛行機って乗るとき靴氏を脱がなきゃいけない」と喜美子に嘘を教えていました。

 

数日後、出来上がったアンリの花瓶をアンリが受け取りに来ていました。しかし、喜美子はアンリのパリ旅行の誘いを断っていました。

 

一度はパリに行くことを決意しましたが、今は自分の人生を豊かにするより自分の作品で人の人生を豊かにしたいという気持ちが強く、今はただ無性に作品を造りたいとアンリに話します。

 

アンリは芸術以外でも人生を豊かにできる方法があると話します。それは人を想う事。誰かの人生を想うことで自分の人生も豊かになると喜美子に教え「またいつか800万で買いに来るわ」と笑って工房を去って行きました。

 

窯業研究所ではタケシが色のサンプルの中から一つ気になるものを見つけます。掛井先生に質問しに行くと、それは「亜鉛結晶油」というものだと教えてくれました。

 

タケシは雪か花が開いたような白い結晶をみて「ええなこの感じ」とつぶやきます。タケシがそのサンプルを興味深そうに見つめていました。スカーレット121話へ

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