スカーレット115話「心の奥底」あらすじ

スカーレット115話は、朝、喜美子がけだるそうに起きるところから始まります。昨晩、ひょっこり帰ってきたアンリとワインを飲み泥酔していたようです。

 

喜美子は40にして初めて二日酔いを体験することになってしまいました。喜美子はしんどそうに立ち上がり、昨日アンリと話したことを思い返します。

 

酔っぱらって気分がよくなった二人は「一緒に暮らそう!」と言って盛り上がっていたことを思い出しながら、きれいにたたまれた布団を見つけます。どうやらアンリは出かけたようで、戻ってくるつもりなのか荷物は置かれたままでした。

 

窯業研究所の事務室の電話を借りて喜美子と話していたタケシは、事務所の人がタケシの父親も喜美子のように信楽の陶芸家「だった」と話されるのを聞きたくない様子で事務所を出て行ってしまいました。

 

八郎はいつの間にか喜美子の才能に負けて信楽から逃げて行ったことになっているようです。同じようにその話を聞いていた掛井先生は、あとから作業部屋に入ってきました。

 

他愛のない会話でタケシが八郎の名前を口にすると、掛井先生は自分の父親も出て行ったと話します。手が早く母親が苦労していたが、それでも自分は普通のいい先生だと自分で言ってタケシを笑わせていました。

 

そして、「親は親、子は子や」と言うと、タケシは「はい」と少しだけ元気に返事して見せました。夕方、信作は飲み屋で八郎と待ち合わせをしていました。4年ぶりに再会した八郎に信作は「ええ?ええよな?」と確認し、「久しぶりー!」と言いながら抱き着いていました。

 

何の用で呼んだのかと尋ねる八郎に、信作は観光課課長になって誰と呑んでも楽しくないとこぼします。楽しく飲めるのは八郎だけだと話すと、八郎は信作に向き直り「なんでも言え」と聞く態勢になります。

 

信作も向き直ると、神妙な顔で話しだしますが、東京の出張先でよく泊まるビジネスホテルのベッド脇にあるライトの付け方が分からないという話でした。ホテルの人には「いまさら聞けない」そして、「こんな話、誰にも言えない」といい、そこに八郎も共感して二人で笑っていました。

 

喜美子が縁側でスケッチをしていると、再びアンリがひょっこり帰ってきました。二日酔いで何も食べていなかった喜美子にアンリは冷や飯にお茶をかけただけのお茶漬けを食べさせます。

 

喜美子は恐る恐る昨日の話を覚えているか確認します。アンリはしっかり覚えていて、一緒に暮らす気でいるようです。「ほんまに暮らします?」と喜美子が思い切って聞くとアンリは「独りで寂しいんやろ?」と聞き返します。

 

喜美子がきょとんとしていると、アンリは喜美子が泥酔しているときに「八さーん!八さーん!」と言って泣いていたことを話しました。喜美子がその話に心底驚いた様子で、ボーっと前を見つめます。スカーレット116話へ

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