スカーレット114話「誰かを心配する気持ち」あらすじ

スカーレット114話は、喜美子がアンリのほしい器の注文を受けているところから始まります。気軽な様子で、今日は喜美子の作品を何か買ってえろうかとつぶやき、器を指さして「これおいくら?」と聞きます。

 

喜美子が「それなら5万で売れます」と答えるとアンリは「5万?安いなぁ」と驚いていました。その反応をみて、喜美子は変な表情になります。アンリは自分が何か変なことを言ったかと喜美子の様子を気にします。

 

喜美子にとって5万円は高すぎる値段であることをアンリが知ると、アンリは喜美子に5万円のワインを飲んだことがあるかと聞きます。喜美子がよくわからないといった様子なのを見て、「おいしいワイン飲んだことある?」と聞きなおしました。

 

アンリはとてもおいしいと感じたそのワインがどのように造られてどのような人がその美味しいワインを造っているのかと、知的好奇心がうずくと話しました。

 

喜美子がまた複雑そうな表情を浮かべ、それをアンリがからかいながら喜美子に考えていることを話させます。喜美子は「展示会で自分の作品を買ってくれる人はお金があってすごい、自分とは違う人生を生きてた人達だ」と話しました。アンリはそれを「おもろいやん」と明るく答えていました。

 

以前、アンリは喜美子から「独りだ」と言われ、夫の八郎が亡くなったと勘違いしていました。夫とは別れ、息子も一人暮らしを始めていると喜美子が説明すると、アンリは少し寂しそうに「うちも一人や、今は独りぼっちや」とつぶやきました。

 

かと思うと、突然明るい顔になり、「いいこと思いついた!ちょっと待ってて、夕暮れには戻ってくる」と言って楽しそうに出ていきました。

 

しかし、アンリは日暮れになっても翌朝になっても戻ってきませんでした。アンリが置き忘れて行ったマフラーを喜美子が心配そうに見つめていました。

 

信楽窯業研究所では息子の竜也を心配している敏春が大量のバナナを持って、心配そうに窓の外から掛井先生の部屋を覗いていました。竜也が懸命に土を捏ねていると、生徒たちが「丸熊陶業の跡継ぎなら土を触らなくてもええんちゃう?」とからかいます。

 

その場にいた掛井先生が「上に立つ人間だったら陶芸のことを知っておかないと、みんなで丸熊陶業の跡継ぎ育てやろうじゃないか」と声をかけました。

 

からかっていた生徒たちが土の捏ね方にはコツがあるから教えてやろうと腕まくりをしていると、竜也は手を止めて「よろしゅうお願いします」と言って頭を下げていました。その様子を窓の外から見ていた敏春は竜也には声をかけず、バナナを食べ泣きながら帰って行きました。

 

一方、喜美子はアンリのことを後援会長に相談し、後援会長がアンリの実家に電話をかけてくれていました。しかし、アンリは実家にはもう何年も顔を見せていないとのことでした。

 

喜美子は戻ってくると言って姿を消したアンリのことが心配でたまらない様子です。心配のあまり晩御飯も喉を通らなくなってしまいました。タケシが顔を見せても、アンリが入ってきたのかと思ったのか、がっかりする喜美子に今度はタケシが喜美子を心配します。

 

喜美子とタケシが話していると、アンリが「持ってきたで5万円のワインや!」と笑顔で家に入ってきました。喜美子がアンリを怒鳴りつけ「心配したで」と言ってアンリを抱きしめます。スカーレット115話へ

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