スカーレット108話「風呂を沸かせるほどの手紙」あらすじ

スカーレット108話は、タケシが朝、急いで出かけようとするところから始まります。休日に制服で出かけることに喜美子は不審がり、どこに行くのか問いただそうとしますが、タケシが八郎に電話をかけていたのを知っていたマツは、さりげなくタケシが出かけられるようにフォローしていました。

 

その後、喜美子は大野さんの喫茶店に行ってタケシの様子がおかしいと話します。そして、信作が良くタケシに何かを渡しにやってくることが5年は続いていることを話すと、大野夫婦は信作がタケシに何を渡しているのか知っているようで、ぎこちない様子で知らないふりをしていました。

 

その日の夜遅く、信作が帰宅します。11時を過ぎての帰宅だったため「電話ぐらいしなさい」と喜美子はタケシに言い捨てて、母屋を出ていってしまいました。喜美子が工房の後片付けをしていると、タケシが喜美子を追って工房に入ってきました。

 

タケシが進路を決めたと話すと、喜美子は「誰と会ってきた、誰と決めた」と怒ったように聞きます。しかし、タケシは喜美子が自分で決めろと言っていたので、最後は自分で決めたのだと説明しました。タケシは京都の美術大学に行き陶芸家を目指すと宣言します。

 

そして、そのために「死にもの狂いで勉強して絶対に合格する」といい、本当にそれを実行に移しました。美術大学は試験勉強とは別に実技試験もあるため、毎日のように勉強と絵を描き1年が過ぎていきました。

 

合格発表の日、喜美子は結果を知る前にお赤飯を作っていました。そこへタケシが沈んだ様子で帰ってきますが、「さくら咲きました!」と言って笑顔になります。喜美子とマツとタケシで万歳して抱き合います。

 

夜、マツが先に寝てしまい、喜美子はタケシとこれからの話をしていました。タケシは来月から京都で学生寮に入ります。タケシの入る大学は八郎の母校でした。

 

そのため受験勉強のアドバイスももらっていたことをタケシは喜美子に話しました。進路を決める時は四国に居た八郎はわざわざ駆け付けてくれたようです。

 

5年ぶりに会った二人でしたが、その間手紙のやり取りをしていたためちょっとした挨拶ですぐに打ち解けていたことをタケシが話すと、喜美子は「5年も離れて暮らしていて昔と変わらないでいられるの?」と心底不思議そうに聞きました。

 

そんなものなのかという喜美子に「そういうもんちゃうで」と笑って答え、八郎から届いた「風呂を沸かせるほどの手紙」の一番最後には必ず「会いたい。いつか会いたい」と書かれていたことを話しました。

 

それを聞いた喜美子がそこで初めて「大事なものを失ったのだ」と実感しました。スカーレット109話へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です