スカーレット97話「穴窯なんて時代遅れ」あらすじ

スカーレット97話は、喜美子が穴窯の前で薪を手にし、小さいころの風呂釜の釜焚きのことを思い出しているところから始まります。ふと、薪を小さくすれば温度が上がるのではと思い付き、薪を細く割り窯にくべていきます。

 

すると窯の温度は1200度に到達しました。喜美子が喜ぶ間もなく、鮫島が「カンぽっくり!」と叫びながら喜美子のところにやってきました。

 

工房に居る八郎と三津は気まずい様子でした。早朝、三津が寝ている八郎に顔を近づけると、八郎が目を覚ましてしまい、目が合った三津は驚いて身を引いていました。

 

そのままそのことに触れていない様子の二人でしたが、三津は勇気を振り絞るように八郎に声をかけようとします。すると、八郎は三津の言葉を遮るように、大学時代のことを思い出したと話しだしました。

 

研究でみんなで集まり夜通し起きて雑魚寝してたことを、今の穴窯の作業で思い出したと言って、工房を出ていきました。八郎が庭に出ると、鮫島がタケシと一緒にカンぽっくりの練習をしていました。

 

喜美子は笑顔でその様子を見ていて、工房から出てきた八郎に窯の温度が1200度まで上がったことを報告します。どうにか薪が足りたと八郎も安心し、二人で窯の温度が下がるまでに、4日はかかるだろうと話していました。

 

工房から出てきた三津にも喜美子はお礼をいい、話題は鮫島のカンぽっくりの話に移っていました。鮫島は改めて、大阪で直子にプロポーズしましたが、照れくさかったのか、直子はカンぽっくりもできない男とは一緒になれないとそっぽを向いてしまいました。

 

鮫島はその言葉を真に受けて、信楽までカンぽっくりの練習をしに来たのでした。タケシの指導の元、すぐにカンぽっくりを乗りこなせるようになった鮫島は、電話で再び直子にプロポーズして、受け入れてもらえていました。

 

直子は電話口で「喜美子たちのような夫婦になりたい」言っているのを、朝ご飯を食べているみんなが聞いていました。プロポーズを受け入れてもらえた鮫島をみんなが祝福していましたが、三津だけは取ってつけたような笑顔で、いたたまれない様子でした。

 

そのあと、一人工房で喜美子たちの作品棚を見つめていた三津は、喜美子たちに弟子を辞めることを伝えます。三津は「穴窯なんて時代遅れでついていけない」と強がって見せていました。

 

八郎は喜美子の油薬ノートを三津に渡し、喜美子はこれからも陶芸は続けるのだろうと大したことを教えてあげられなかったことを謝ります。

 

二人の優しさが今の三津にはつらいようで、これまで、弟子入りを申し込み女性であることを理由に何回も断られても思わなかったのに、今、初めて男だったらよかったと泣きそうな顔で話していました。

 

三津が工房を出ると百合子は寂しそうな笑顔で、無言のままマフラーを三津の首に巻きます。三津はそのまま泣きながら川原工房を去っていきました。温度が下がった窯を開ける日、柴田さんたちも見学に来ていました。

 

しかし、窯の中に入ると喜美子の作品は焼きが甘く、望んでいた色が出ていないことが見て取れます。初めての窯焼きが失敗し、喜美子が愕然とした表情で器を見つめていました。スカーレット98話へ。

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