スカーレット95話「穴窯作らせてもらいます」あらすじ

スカーレット95話は、コストがかかる穴窯作りの夢をあきらめかけていた喜美子にマツたちが声をかけるところから始まります。マツはお金が入った封筒を喜美子に手渡し、「ずっとためてたお金を使う時が来た」と笑います。

 

タケシも靴下を直したお駄賃としてもらった36円を喜美子に差し出します。喜美子は笑顔でお礼を言い、「今すぐは無理だから、いい作品が作れるようになったらその時に使わせてもらう」と返事しました。そんな喜美子に八郎は「話をしよう」と喜美子と二人きりになります。

 

二人きりになると、八郎が話し始める前に喜美子は「穴窯はあきらめたわけではない」と先に言います。八郎はうなずき、自分が子供のころ闇市で深先生の絵を売った話を覚えているかと喜美子に尋ねます。

 

それは終戦後の混乱期食べるのもやっとで、八郎は食べるために祖父が大事にしていた深先生の絵を売ってしまったのでした。大量の薪で焼く陶器はぜいたく品で、今の日本が芸術を楽しめる豊かで平和な証拠だと話すと、八郎は喜美子に10年後20年後ではなく、今、やればいいと喜美子を説得しました。

 

なによりも、喜美子自身がやりたいと思っていることを八郎は感じ取っていて、喜美子に優しく「夢をかなえぇ」と応援してくれました。夜、二人は夫婦ノートに夢をつづります。喜美子は穴窯を作ること、八郎は喜美子の夢を支えることでした。

 

5月、八郎の個展が終わり、柴田さんたちから「大成功とはいかないが、まずまずの結果」と評価をもらいました。和食器セットも追加の注文が来ていて、いい結果になっていました。

 

喜美子は穴窯の勉強を始め、八郎は新しい電気釜で大量生産の注文を受けて仕事をこなし穴窯の資金を作ります。

 

穴窯の制作準備を開始したころ、その話を聞いた直子は激怒して、マツのへそくりを喜美子が独り占めするのはズルいと言って家を出ていきましたが、すぐにケロリとした顔で戻ってきて、笑いながらどこに穴窯を作るのかと尋ねました。

 

畑を潰すことを話すと、百合子は寂しいとつぶやいていました。喜美子は謝り、そして、これからは穴窯にお金をかけてしまうため、何かあっても直子や百合子たちを助けてあげられないかもしれないと言って、もう一度謝り「穴窯作らせてもらいます」と宣言しました。

 

工房では器の形づくりを練習する三津に八郎は夜食のおにぎりを作ってきてくれました。三津は大野さんの喫茶店で八郎のコーヒーカップを見て、自分も同じようなコーヒーカップを作ってみたいと話します。八郎がコーヒーカップの作り方を教えてやろうと言いましたが、三津は遠慮します。

 

工房から出て行こうとする八郎を三津は呼び止めて、今日は24歳の自分の誕生日だと話します。八郎は驚きながら「おめでとう」というと、三津は心底嬉しそうにお礼を言っていました。

 

翌朝、喜美子は畑をぼんやりとみていました。百合子と直子も出てきて、二人で畑の案山子を引っこ抜いて、穴窯で稼いでくれと笑って案山子を喜美子に手渡します。三人はじゃれ合いながら畑を潰す作業を始めていました。

 

3カ月後、穴窯づくりを開始します。大工さんを呼んで喜美子の指定したようにレンガを積んで窯の形を作っていきます。窯が雨に濡れないよう屋根も付けていました。

 

さらに、1カ月半後、レンガで形作った窯に空気が入らないよう粘土質の土を塗りつけていきます。喜美子がタケシと笑いながら泥を塗っていました。スカーレット96話へ。

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