スカーレット94話「穴窯」あらすじ

スカーレット94話は大野さんの喫茶店で、お母さん合唱団が練習をしているところから始まります。川原工房には窯屋さんが来て、電気窯の修理をしていました。

 

喜美子の絵付け小皿の本焼きがまだ2/3以上残っている上、八郎の個展に向けた作品にも電気窯が必要です。修理が終わった様子の窯屋さんは八郎の肩に手をかけ、畳と奥さんと電気窯は新しい方がいいと言い残して去って行ってしまいました。

 

電気窯が修理不可能と喫茶店にいるマツに喜美子は電話で報告すると、今日も結婚の報告に行けないと大野一家はがっかりしていました。しかし、電気窯のことをお母さん合唱団に参加していた照子が知り、丸熊陶業で本焼きをしてもらえることになりました。

 

器を受け取りに来た敏春に喜美子たちが申し訳なそうにお礼を言うと、敏春は夫婦喧嘩が原因で照子が喜美子の家に泊まったことを逆に詫びていました。

 

夜、電話で百合子と信作が川原家に結婚の挨拶ができないことを話していました。二人はもどかしそうに、電話ではなく会いたいとお互い繰り返し言い合います。

 

トイレに行こうとしたマツはその様子を見て気を使い電話が終わるのを待っていましたが、長いやり取りに我慢できず、「いつまでやってんの」と声をあげてトイレに走って行ってしまいました。

 

マツがトイレから戻ると、百合子が居間の明かりをつけてマツを待っていました。マツは普段の様子や電話のやり取りで、百合子が信作と付き合っていることを察していました。

 

百合子が喜美子も気づいているのか尋ねると、喜美子はこういうことに疎いから気づいていないだろうと答えます。そして、マツは百合子の手を取り「よかったな」と優しく言ってくれました。

 

離れでは八郎が喜美子に、新しい窯をもう一つ買うことを提案してました。それは電気窯ではなく薪で焼く窯のことでした。喜美子がかけらと同じような色合いの器を作りたいことを八郎は分かっていました。

 

さっそく柴田さんに相談すると、今では薪で焼く窯を使っている人はほとんどいないため、あまり情報がない様子でした。喜美子たちのように個人で作るのであれば、穴窯という小さな窯であれば、庭のスペースでも作れることを教えてくれました。

 

しかし、実際の作り方は、作ったことのある陶芸家の先生に聞くのが一番早いとのことで、喜美子は知り合いに穴窯を作ったことのある人がいないか柴田さんに尋ねます。柴田さんが教えてくれたのは、喜美子は小学生のころ知り合った陶芸家の吉野川さんでした。

 

柴田さんに連絡を取ってもらい、大野さんの喫茶店で吉野川さんと待ち合わせをしました。しかし、現れたのは吉野川さんの甥っ子と名乗る男性でした。吉野川さんは去年亡くなっていて、遺品を引き取った甥っ子の男性は喜美子たちに穴窯の作り方が描かれた資料を渡してくれました。

 

そこで、喜美子は穴窯で器を焼く為には1回の火入れで薪代が何十万もかかることを知ります。吉野川さんの試算表の最後には「あかん」と書かれていました。帰宅した喜美子はがっかりした様子で縁側に座ります。

 

そして、吉野川さんとの会話を思い出していました。「陶芸家になったらあかんで」という吉野川さんに幼い喜美子が「お金にならんことはしません」と胸を張って答えていました。喜美子がボーッと庭を見つめます。スカーレット95話へ。

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