スカーレット84話「しんどいなあ」あらすじ

スカーレット84話は、原料について口出しをしてきた喜美子に、八郎が次世代展に応募する作品を作るようにと話をすり替えるところから始まります。喜美子は無言でろくろの前に向き直ります。

 

二人は無言で作業を始めましたが、喜美子はろくろを回して器を作りながら、笑い始めました。八郎が気になり声をかけると、喜美子は怒りながら器を作ろうとしたら、怒った形になってしまったと笑いながら説明します。

 

八郎はそんな喜美子に「ちゃんとしい」とまじめに注意すると、喜美子は再びろくろを回して形を作ろうとしますが、また笑いだしてしまいました。八郎は喜美子の心が乱れてしまっているのを察して、喜美子に謝ります。

 

喜美子がまたろくろを回し始めると、今度は見守っている八郎が気にならないくらい集中して器を作り始めました。喜美子は出来上がった作品を「春のお皿」と名付けます。

 

そのシンプルで落ち着きのある大皿を喜美子は次世代展に応募しました。金賞を狙うと笑いながら言っていましたが、喜美子は作品作りがうまくいかない八郎の気持ちを刺激するためだけにその作品を応募したのでした。

 

2か月後が経ち、三津もすっかり喜美子達の家族になじんで一緒に食事を摂ります。食卓のお皿は喜美子や八郎が作った新しいお皿になっていて、そのうち三津の作品も食卓に並ぶのだろうとマツたちも期待していました。

 

八郎が忙しいためなかなか三津の面倒を見てやれないため、陶芸の基本は喜美子が見ることになりました。喜美子は絵付師見習いの時に毎朝工房でやっていた体操から三津に教えていきます。

 

夜、ようやく形になった器を喜美子は自分が八郎からされたように、あっさり潰して何度も練習するようにと指導していました。喜美子が夜食を作りに工房を出た後、一生懸命器を作り直している三津のことを八郎はじっと見つめていました。

 

しばらくして、八郎が見ていることに三津が気付くと、八郎は三津に「不器用やなぁ」と喜美子がいかに最初から上手に器を作っていたかを話しだしました。

 

自分が作った器がお金になり大喜びしたかと思うと、喜美子はそこからあっという間に自分の考えで新しい器を作り始めてしまいました。その時点で、喜美子に八郎は追い越されたと感じていたのでした。

 

「才能のある人間は無意識に人を傷つける」、いつか三津が言った言葉を今度は八郎が言い、さらに「うまくいかない僕の横に喜美子に居られるのはしんどいなあ」とつぶやくように三津の居る工房で八郎は言いました。

 

一方、喜美子が台所で自分の作ったおにぎりの顔にのんきに吹き出します。スカーレット85話へ

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