スカーレット83話「三津の弟子入り」あらすじ

スカーレット83話は、喜美子が三津と八郎のために夜食を作っていると、マツが「喉が渇いた」と言って起き出してくるところから始まります。百合子も顔を出し、昼間は離れでの泥棒騒ぎでマツは気疲れしてしまっていました。

 

喜美子は離れに入った泥棒は元弟子二人で、その二人から三津がノートを奪い返してくれたことを報告しました。喜美子は作品作りに行き詰っている八郎には、日本中を回って研究している三津のような新しい風を吹き込む人間が必要なのではないかと、マツたちに話していました。

 

三津と八郎が話をしていると、喜美子がおにぎりを持って工房に戻って来ました。顔がついたおにぎりを見て、三津は大喜びします。八郎は三津に天才肌の喜美子のそばに居るのは苦しいと話していましたが、喜美子が工房に戻って来て話題を三津の元彼の話にすり変えていました。

 

三津の話がひと段落すると、喜美子は夫婦ノートを取り返してくれたお礼に、行き場のない三津をうちで預かってはどうかと提案しました。突然の話に、三津は驚き慌てて喜美子と一緒に八郎に頭を下げます。

 

八郎は不満そうにはしていましたが、喜美子がどうしてもと言うのであればと承諾し、「僕があかんと思ったらすぐに辞めてもらう」と条件を付けました。

 

百合子は三津のことを新作に報告し、家の雑用までしてくれる三津の存在がまるでお手伝いさんを雇ったようだと話していました。二人は神社でおみくじを引いていて、二人はすっかり恋人同士のようになっていました。

 

夜、工房では八郎と三津がそれぞれ作業をしていましたが、三津は何にかを八郎に言いたい様子で、八郎の方をじっと見つめていました。三津は喜美子からもう遅いので夜食を食べたら休んでいいと声を開けられ、八郎の作業を見ていたいと申し出ます。

 

しかし、喜美子はもう遅いからと三津を休ませようとします。三津はそれに従いますが、思い切ったように八郎に声をかけました。作品作りに行き詰っているのであれば、いっそのこと土を変えてみたらどうだろうかという提案でした。

 

三津は深先生の絵葉書の絵を指さし、八郎が出したい色はこの色なのではないかと質問します。喜美子はそのことに気が付いていなかったため驚いていました。

 

ここの土ではこの色を出すことはできないのではないかと、さらに質問を重ねますが、八郎は口を出さないでくれと答えることを拒否しました。いつもしつこい三津でしたが、この時ばかりはすぐに謝り、工房を出て行きました。

 

三津が出て行ったあと、喜美子が三津の言うとおりにしてみてはどうだろうかと八郎に言いますが、原料を変える提案は既にほかの人からされていて、それを断ってまで自分は信楽の原料にこだわっているのだと説明します。

 

八郎は喜美子の父・常治が言っていたように、ここに根をはやして生きて行こうと思っていることを話しますが、喜美子はそうやって自分を縛っているから苦しいのではないかと言い返しました。

 

一度作ったものを壊した方がいいという喜美子に、八郎は低く静かに自分と喜美子は違う人間なのだと答えます。喜美子がその答えにショックを受けたように黙り込みました。スカーレット84話へ

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