スカーレット82話「ひらめき型の天才肌」

スカーレット82話は、暗がりの中、喜美子たちの自宅で元弟子二人が何かを探しているところから始まります。二人は弟子を辞めさせられた腹いせに、八郎の油薬の調合ノートを奪おうと、喜美子たちの自宅に侵入していたのでした。

 

服の引き出しの底から一冊のノートを見つけた瞬間、三津が大声で声をかけると、二人は慌ててノートを持って窓から逃げ出しました。

 

飲み屋で喜美子の兄弟子たちと呑んでいた百合子は信作に連れ戻され、マツが警察を呼んで大騒ぎになってしまったと、喜美子は部屋を片付けながら百合子に説明しました。

 

お金は取られておらず、ノートが一冊だけ無くなっているため、油薬調合のノートを盗るために元弟子が家に入ったのだろうと、八郎たちは分かっていました。

 

喜美子たちの自宅である離れは、常治が元気だったころ、鍵を付けることを許さなかったため元弟子たちは簡単に自宅に侵入出来てしまったようです。盗られたノートは八郎の油薬調合のノートではなく、結婚前に二人で5年先までの計画を描いた夫婦ノートでした。

 

八郎は今頃元弟子たちがノートの中を見て「なんやこれ!」と言っているだろうと話していると、そのノートを持った三津が工房に飛び込んできて、「なんやこれ!」と叫びます。

 

三津も元弟子たちが持ち去ったノートを油薬調合のノートだと思い込み、追いかけてノートを取り返してくれたのでした。

 

二人は三津が怪我でもしていないかと心配すると、三津は大丈夫だと言いかけて、「怪我をした」とわざとらしそうに喘ぐように言い、「弟子にしてくれたら治るでしょう」と付け足します。

 

八郎は普通に断り、喜美子は三津を座らせて八郎の手を付けてないお茶を三津に飲ませて、夫婦ノートの説明をしました。喜美子たちの仲の良さに三津はのけぞるようにうらやましがります。

 

ノートを取り返してくれたお礼に、喜美子は三津におにぎりを作ると言って、母屋に行きました。おにぎりを待っている間、三津は次世代展に出品する予定だった喜美子の作品を興味深げに見ていると、八郎は喜美子が新しい作品を作りたいと話していたことを教えます。

 

すると、三津は元彼のヒロシ同じことを言っていたと答えました。喜美子と同じひらめき型の天才肌で、いいものが出来ても完成した作品に執着しないと話すと、八郎は喜美子が作品に執着していないのではなく、作品作りに行き詰った自分を励ますために喜美子は新しい作品を作ると言っているのだと答えました。

 

三津はまた悶えるように、喜美子の気持ちを理解している八郎と苦しんでいる八郎を思いやっている喜美子の仲をうらやましがっていました。しかし、自分はどんどん新しい作品を作り、「お前も頑張れ」と言われることに耐えられなかったと話します。

 

そんな話をしているとは知らない喜美子が、母屋の台所でおにぎりに顔を付けてい微笑んでいました。スカーレット83話へ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です