スカーレット67話「一緒に乗り越えたい」あらすじ

スカーレット67話は、直子がお正月里帰りするところから始まります。土間で喜美子たちは直子を囲むように迎え、嬉しそうに直子に話しかけていました。

 

しばらくすると常治が居間の戸を少し開けて顔だけ出し、直子と話します。雑煮のお餅は一人1個だと常治は直子に残念なお知らせと言って伝えると、直子はまたお金がないのかとあきれていました。

 

残念なお知らせの後には、喜びのお知らせだと言って常治はようやく居間の戸をあけました。するとちゃぶ台の上には黒電話が置かれていました。喜美子の家にもようやく電話を引くことが出来たようです。直子は感激して飛びつくように黒電話の目の前に座っていました。

 

喜美子は常治たちに雑煮を出すと、会社に向かいます。商品開発室には大野さんが来ていて、八郎と三人で喫茶店用の珈琲茶碗のデザインを見せていました。別の種類も欲しいという大野さんに、八郎は何回かに分けて焼くので2種類作りましょうと提案しました。

 

大野さんは大喜びで、あとできちんとお金を請求してくれと言って帰っていきました。大野さんが帰ると、喜美子は八郎に珈琲茶碗の数が15から20に増えてると怒ります。しかし、八郎はどうにかなるとやろうとします。

 

喜美子はお金はきちんと請求すると大野さんに答えていましたが、八郎はお金ももらわないつもりでいました。珈琲茶碗はお世話になった大野さんに開店祝いとしての贈り物だと喜美子に言います。

 

材料や手間や電気代がかかっているものに、代金を取らないことに喜美子はどうしても納得いかない様子でした。しかし、八郎は自分がまだ陶芸家ではなく、人より少し上手にできるだけだと説明します。

 

喜美子は「わかった」と言いますが、それは八郎と自分の考え方が違うということが分かっただけでした。それでも、怒りながら八郎の意思を受け入れるとふてくされていました。八郎は喜美子のその様子を笑ってみていました。

 

二人は一緒に土を捏ねながら話をしていましたが、喜美子が今度の陶芸展で賞を取れなかったら、陶芸家どころか結婚もあきらめてもらうと常治が言っていたことを話します。八郎は驚き、なぜそれをもっと早く言わないのかといい、焦り始めました。その焦っている様子を見て今度は喜美子が笑って八郎を見ていました。

 

しかし、どちらにせよ時間がないため、喜美子はしばらく考えてから、自分が珈琲茶碗を作ると言い出しました。しかし、八郎は電気ろくろも覚えたてで人前に出す器を作るのは無理だと断りました。

 

焦って無理やりやっても身にはつかないと言い、喜美子はまず基本をしっかりやらなければいけないと喜美子の提案をはねのけました。珈琲茶碗を20個完成させるには2週間かかります。

 

八郎が一つ一つ珈琲茶碗の形を作っている横で喜美子は泣きそうな顔をしながらその作業を見つめていました。八郎がふと顔を上げて、ほぼ泣き出している喜美子の顔を見て驚きます。

 

「誰が泣かした」と動揺する八郎に、喜美子は珈琲茶碗を自分が作りたかったと泣きながら言いました。基礎をしっかりやれという八郎の言葉はすべて正しいけれど、八郎と一緒に乗り越えたかったと喜美子が涙を流して鼻をすすります。スカーレット68話へ

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