スカーレット48話「忘れんとってくれてありがとう」あらすじ

スカーレット48話は喜美子の新聞記事が食堂に張り出されているところから始まります。記事の効果で丸熊陶業への問い合わせやお祝い花が届いていました。

 

同じ日に、常治が東京から戻ると、昼間からお酒を飲んで酔っ払いながら直子の寮がある鎌田のことをしきりに話していました。翌日、八郎がシャツを直してもらいに喜美子のところへ来ましたが、ずっと黙り込んでいて、喜美子と目を合わせません。

 

喜美子はシャツを直し終わると、八郎に何を怒っているのか尋ねました。八郎は怒ってないと言いつつ、喜美子の記事を読んで深野心仙のことが一つも出てこず、記者が勝手に作った設定の「ホットケーキが食べたくて絵付け師になった」という内容に「腹が立つ」と言っていました。

 

喜美子はそれは記者が適当に書いたもので、こんな騒ぎになると思わなかったと言い返します。謝る喜美子に、八郎は「シャツをせっかく直してもらったのに、なんやかんや言うてすみませんでした」と一礼して出て行ってしまいました。

 

周りは勝手に騒いでいましたが、深先生は自分の名前が一文字も出てこないことに怒ることもなく、喜美子の新聞記事を喜んでくれます。そして、申し訳なさそうにしている喜美子に「細かいことはええ、堂々としとったらええ」と言ってくれました。

 

そこへ番頭さんが来て、嬉しそうに喜美子のデザインの火鉢に注文が殺到していると報告しに来ました。「時代は深野心仙からニッコーですわ」と深先生の目の前で言い放って出ていきました。

 

そのあと、深先生が兄弟子のデザインを見てアドバイスをしていると、作業場に八郎が現れます。八郎は深先生に自分の家にずっとあった深野心仙の絵の話を始めました。しかし、その絵は戦後食べ物に困ったときに売ってしまい、そのお金でご飯を食べることが出来たと話しました。

 

八郎は祖父が大事にしていた深先生の絵を売ってしまったことをずっと気に病んでいたようです。偶然にも就職先に深先生がいることが分かり、これは必然かもしれないと思い、深先生にこの話をしにやってきたようです。八郎は深先生に謝罪とお礼をしました。

 

話を聞き、深先生は八郎に「忘れんとってくれてありがとう」とお礼を言っていました。その夜、喜美子は絵付けの練習をしながら八郎のことを思い出します。

 

八郎は深先生の絵の詳細を説明するとき熱心に、そして嬉しそうに話をしていました。しばらくして、喜美子は紙を取り出し、八郎が説明していた深野先生の絵を描き始めます。スカーレット49話へつづく

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