スカーレット44話「来年も再来年も何度でも」あらすじ

スカーレット44話は、喜美子のデザインを深先生に見せるところから始まります。深先生は喜美子のデザインを見て「ほーほー」言うばかりで感心している様子ですが、なんだかよくわからない反応でした。喜美子はそれをもって今度は社長のところへ行きます。

 

社長のいる事務所の前で喜美子が緊張していると、信作が役所の仕事のために丸熊陶業に訪れていて喜美子に声をかけます。そのまま話をしていると、去年、兄弟子たちのデザインを必要ないと言い切った番頭の加山が出てきて、騒ぐのはよそでやってくれと怒られてしまいました。

 

気を取り直して、喜美子が先に事務所に入ると社長が居ましたが、社長は喜美子のデザインや信作の話を全て加山に渡すように指示します。喜美子が加山にデザインを自分が描いたと言って差し出すと、案の定、加山は「はぁ?」と言って受け取ろうとしません。

 

そこで社長があらかじめ深先生に言われていたので受け取るだけ受け取ってやれと声をかけると、加山はため息をついて喜美子のデザインを見もせずに書類の上に置いてほかの仕事をし始めてしまいました。

 

喜美子はそれでも気を取り直し、社長に来年も再来年も何度でも持ってくると言ってデザインを描かせてもらったことにお礼を言いました。喜美子の前向きな言葉に社長と同じ部屋にいた男性が振り返ります。

 

それは3か月前に結婚した照子のお婿さんの敏春でした。敏春は老舗旅館の三男坊で会計事務所に勤めていましたが、照子と結婚し、丸熊陶業の経理として就任しました。愛想のない硬い感じの男性で喜美子たちもなじめない様子です。

 

そこへ照子がいただきものの果物を持って事務所に入ってきます。半年前にお見合いの話が来た時、敏春のことを「隙を見て琵琶湖に沈めてやる」と不満そうにしていた照子でしたが、しおらしい態度で敏春に果物を出していました。喜美子と信作がそれを見て固まっていると、敏春は果物を二人に勧めてきます。

 

すると二人は丁寧に断って逃げるように事務所を出ていき笑い始めます。すぐあとから、照子も出てきていつもの照子に戻っていました。

 

照子の態度から、喜美子と信作は照子が敏春のことを好きになったと感じていました。照子も問いただされ、「ああ見えても二人の時は優しい」と白状していました。そして、敏春は芸術方面にも知識があると照子が話します。

 

一方、敏春は社長に事業計画がきちんとしていないと、融資を受けられないと説明していました。社長は代々続くこの会社だったら、そこら辺の銀行に声をかければ簡単にお金を貸してくれると言い返します。

 

しかし、これからはそう簡単にはいかないと敏春が説得しますが、いい加減な態度で話しをほとんど聞いてくれませんでした。社長との会話のあと、敏春は沈んだ様子で部屋を出て行こうとすると、先ほど喜美子が置いていったデザイン画の紙が目に留まります。

 

それを手に取り、敏春は興味深そうにその絵を見ていました。喜美子は帰り道、信作から大野夫妻が離婚するという話を聞かされます。

 

仲を取り持ってやれと喜美子が言っていると、雑貨屋から大野夫妻が出てきて目の前で大喧嘩をしていました。百合子が二人を止めてくれと喜美子に駆け寄ります。スカーレット45話に続く

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