スカーレット41話「火鉢に絵、ええよ!」あらすじ

スカーレット41話は喜美子が決めたことをマツや直子に話すところから始まります。喜美子はまず、丸熊陶業の絵付け師である、深先生の話をみんなにします。深先生が集中しているときは邪魔してはいけないと言われていて、さらに見ない方がいいとまで言われたことが喜美子は気になっていました。

 

さらに、唸り声をあげて絵付けをしている深先生を目の当たりにして、様子を見ようとのぞき込んでしまいました。顔を見ると、深先生は苦しんでいるのではなく笑いながら絵を描いていました。

 

喜美子は深先生がおかしくなったのかと心配になり、声をかけてしまいます。すると、喜美子に気づいた深先生は笑顔のまま「見たな、恥ずかしい」と女の子のように両手を顔に当てて恥ずかしそうにしていました。

 

喜美子はなぜ笑っていたのか深先生に尋ねます。深先生は子供のころから絵を描くのが好きで、貧乏だった深先生は欲しいものの絵を描いて両親を喜ばしていました。大人になり日本画を描いて暮らしていましたが、戦争で深先生は従軍画家として戦争の絵を描くことを強いられました。

 

人が笑顔になる絵を描くことが好きだった深先生は戦争の残酷さを目の当たりにし、戦争が終わっても絵を描くことが出来なくなってしまいました。戦後は絵を描く以外の仕事に就き暮らしていましたが、深先生はあるとき絵付けをされた火鉢に出会います。

 

暖を取るための火鉢に絵は必要ないと思った深先生は、そこでやっと戦争が終わったことを実感しました。日本はこんなところに贅沢をできるようになったのかとうれしくなった深先生は「火鉢に絵、ええよ!」と絵付け師の仕事に夢中になったのでした。

 

深先生は絵を通して、この火鉢を使う人のことを考えるとついアホな顔して笑ってしまうと話してくれました。喜美子はその話を深先生と笑いながら涙を流して聞いていました。恥ずかしいところを見られたついでと深先生は、喜美子の話も聞いてくれました。

 

喜美子の絵付けへの思いを聞き、深先生はまず喜美子に「絵付けをやりたいのか絵付け師になりたいのか」と聞きました。絵付け師になりたいなら基本からしっかり叩き込んでやると言われて、喜美子はその場で答えられず家に帰ってきました。

 

絵付けをやるのと絵付け師なること、その違いは覚悟があるかどうかだと喜美子はマツたちに教えます。喜美子はマツが週一で絵付けを教えてくれる会社を探して教えてくれたのが、結論を出すきっかけになったと話しました。

 

喜美子はとにかく絵付けがやりたいのではなく、人を笑顔にさせたい深先生に着いて絵付けを教わりたいと気づき、喜美子は深先生の弟子になることを決めたのでした。

 

その夜、常治はなぜか深先生と呑んで盛り上がっていました。「このおっさんむっちゃおもろいねん」と常治がお店に顔を出した大野さんに言うと、大野さんはこの人は丸熊陶業の絵付けの先生だと教えてくれました。

 

「絵付け」と聞いて、常治がばつの悪そうな顔をしていました。スカーレット42話へ続きます。

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